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明けましておめでとうございます。
平成28年の年頭に当たり、寄居町議会を代表して、謹んで新年のごあいさつを申し上げます。
町民の皆さまにおかれましては、希望に満ちた新春をお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。また、日ごろから町議会への深いご理解と、議会活動に対する温かいご支援・ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
私は、昨年5月の第2回臨時会におきまして、議員各位のご推挙をいただき、第52代寄居町議会議長に就任いたしました。微力ではありますが、寄居町発展のため全力を傾注してまいります。
さて、昨年を振り返りますと、火山の噴火、大雨による洪水や竜巻などの自然災害が日本各地で頻繁に発生しており、東日本大震災の復興とあわせまして、今後も日本全体が協力して支援や災害対策事業を促進していく必要性を強く感じているところです。
また、戦後70年という大きな節目にあたって、先の大戦への道のり、戦後の歩み、20世紀という時代を振り返り、その教訓の中から未来に向けて、どういう道を進むべきか考えた1年でもありました。
寄居町議会におきましては、「町民に開かれた議会」を目指して議会の指針となる「議会基本条例」制定への取り組みをはじめ、より多くの町民の皆さまに、より深く議会活動を理解していただけるよう、町民目線に立った「議会だより」の編集に取り組んでおります。
また、平成29年度から始まる第6次寄居町総合振興計画を策定する重要な年に当たることから、議会として、寄居らしさを感じられる「持続可能なまち」を実現するため、議会の果たすべき役割と責任を自覚し、皆さまの声を町政に反映し、10年、さらにその先も寄居町が発展を続け、住んでよかったと実感できるまちづくりに、議員一同全力で取り組んでいく所存でございます。
これからも町民の皆さまの声を大切に、さまざまな町政課題の解決に取り組み、安全・安心で豊かな町民生活の実現に向けて、町執行部に対して政策の提案や各種施策・事業の推進・検証に取り組んでまいりますので、今後とも皆さまの一層のご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
寄居町にとりまして、新しい年が活力にあふれ、町民の皆さまが笑顔で暮らせる素晴らしい年になりますよう心より祈念申し上げまして、新年のごあいさつといたします。
寄居町議会議長 原口 孝