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乳がんと自己検診法
乳がん患者さんの多くは、自己検診法、つまり自分で触って「がん」が見つかっています。偶然見つかる乳がんのしこりの大きさは2cm以上ですが、自己検診法を習慣にすると1cmの大きさにも気付けるようになると言われています。今回は「自己検診法」についてお伝えします。
毎月1回のチェックを習慣に!
チェックするポイント
- 乳房の変形や左右差がないか
- しこりがないか
- ひきつれがないか
- えくぼのようなへこみがないか
- ただれがないか
- 出血や異常な分泌物がないか
- 閉経前の方:乳房がやわらかくなる月経終了後1週間から10日の間に行う
- 閉経後の方:一定の日にちを決めて行う
方法1 「入浴前」に鏡の前で
- 両腕を下げた姿勢で、乳房や乳頭を観察します
- 両腕を高く上げた姿勢で、正面・側面・斜めから乳房を観察します
- 乳頭を軽くつまみ、血のような分泌物がないか調べます
方法2 「入浴中」にバスルームで
皮膚の凹凸がよくわかるよう、手に石けんをつけて滑りやすくしておきます。
- 腕をあげ、乳房の表面に渦巻きを描くようにして、しこりやこぶなどがないか調べます。
- 指先をそろえてわきの下に差し入れ、リンパ節が腫れていないか確認します。
方法3 「おやすみ前」にベッドのうえで
仰向けに横たわります。(肩の下に薄いクッションなどを敷くと調べやすくなります)
- 腕を上げて、乳房の内側半分を指の腹で軽く圧迫しながら調べます。
- 腕を下げて、乳房の外側半分を指の腹で軽く圧迫しながら調べます。
- わきの下に手を入れ、しこりがないか指の腹で調べます。
※乳がんのしこりの発生から1cmまで約5年、発生から2cmになるまでは約8年と言われます。
がん検診について
参考
- がん情報サービス(国立がん研究センター)<外部リンク>
- がん検診(埼玉県)<外部リンク>
- 日本乳がんピンクリボン運動(認定NPO法人 J.POSH) <外部リンク>
- ピンクリボン活動(ワコール)<外部リンク>
- ピンクリボン運動(日本エステティック協会)<外部リンク>