本文
令和2年10月10日(土曜日)~11月29日(日曜日)(43日間)
令和2年秋季企画展は「戦国を彩る武具」と題し、埼玉県内在住で甲冑歴史研究家である伊澤昭二氏のコレクションを中心に、関東にゆかりのある武将たちが所有していたと伝わる甲冑や軍配、刀・槍などを展覧しました。
豊臣秀吉の小田原合戦時、上杉景勝は北国軍の大将として、北条氏邦の拠点であった鉢形城を包囲しました。開城後、氏邦の家臣らの一部は景勝の配下になっていることが知られています。また、景勝は関ケ原の合戦では西軍に組したため、所領を大幅に削減され、鉢形旧臣らはリストラされていたようです。その一部は結城秀康の家臣となり、遠く越前(現在の福井県)まで赴任しています。このような、大きな時代の流れの中で、旧家臣たちは故郷をあとにして、新天地でそれぞれの役割を果たしていきました。
鉢形城歴史館
住所:〒369-1224埼玉県大里郡寄居町大字鉢形2496-2
Tel:048-586-0315 Fax:048-580-0818
Email:bh4411@town.yorii.saitama.jp