3月末になると笠鉾(かさほこ)状の枝一杯に花が咲き誇り、下から見上げると淡紅色の花と青い空とのコントラストが美しい古木です。隣あう2本の桜の木がいったん伐採され、その株跡から12本の芽が伸びて、美しい樹形になりました。樹高18m、枝張りは東西23.5m、南北21.8m、根回り6.5mです。付近の古老が子供の頃にすでに巨木になっていたという話から推定樹齢は150年を超えます。平成15年には寄居町指定天然記念物に指定されました。
- 属性:バラ科
- 開花時期:3月下旬~4月初旬 春の彼岸頃に咲く。
- 特徴:樹皮が縦に割れ、がく筒が丸く膨らむ点がソメイヨシノと異なる。開花もソメイヨシノより1週間ほど早い。
- 分布:本州、四国、九州
- その他:別名ウバヒガン(姥彼岸)、アズマヒガン(東彼岸)
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鉢形城歴史館
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