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“もったいない”「食品ロス」を減らそう!

印刷用ページを表示する 2017年6月1日更新

 食品ロスとは?

 まだ食べられるのに捨てられている食べ物のことを「食品ロス」といいます。食材の例

 日本では、年間約1700万トンの食品廃棄物が排出されており、このうち食品ロスは約632万トンとされています。日本人1人当たりに換算すると、毎日お茶碗1杯分(約136g)のご飯の量を捨てていることになり、これは、世界中で飢餓に苦しむ人々への食糧援助量(平成26年で年間約320万トン)の約2倍に相当します。私たちは多くの食べ物を輸入しながら、まだ食べられる食べ物を大量に捨てているのです。

 

 食品ロスの半分は家庭から

 食品ロスは、食品メーカーや飲食店など食べることに関係する様々な場所で発生しています。実は家庭においてもいえることで、家庭では、食品ロス全体の約半数にあたる年間約302万トンの食品が捨てられています。【出典:農林水産省 食品廃棄物等利用状況等(平成25年度統計)】

【家庭から出る食品ロス】

  年間約302万トンの量

家庭からの食品ロスの原因

  • 食品の鮮度の低下や腐敗などの理由による「直接廃棄」
  • 食品を食べきれずに出てしまう「食べ残し」
  • 調理の際の過剰な野菜の皮むきや肉の脂身の取り除きなど食べられる部分を捨てている「過剰除去」

家庭での食品ロスの発生原因

 

【事業者から出る食品ロス】

  年間約330万トンの量

事業者からの食品ロスの原因

  • 規格外品や期限切れによる返品事業者から出る食品ロス
  • 商品の売れ残り
  • 客が食べ残した料理など(飲食店等)

 食品ロスが発生すると起こる問題

「環境問題」

 食品ロスは大部分を生ごみとして処理しています。生ごみは水分が多く燃えにくいので、焼却するために燃料やエネルギーなどの資源を使い、また焼却量が多いほどCO2が発生するため大気汚染にもつながります。

「食料自給率の低下」

 日本の食料自給率は、39パーセントと先進国中最低水準で、多くの食べ物を輸入に頼っています。一方、世界の食料需要量は増加傾向にあり、将来的に十分な量の食べ物の確保が困難になる恐れもあります。また、生産や輸入には多くの水や資源等が使われており、食べものを捨ててしまうことはこれらも無駄にしていることなります。

 食品ロス削減の取り組み

 食品ロスを減らすには一人一人が“もったいない”を意識して、日ごろの生活を見直すことが重要です。食べ物を無駄にしないために、毎日の暮らしの中からできることを実践してみましょう。

【家庭での取り組み】

1 買い物をするときは、食材を買いすぎない!

 安いからと必要以上にまとめ買いをしたり、買い置きがあるのに同じ食材を買ってしまったという経験はありませんか。食品のまとめ買いは食材を腐らせてしまう原因にもなります。買いものに行くときは、冷蔵庫の中を確認し、必要なときに必要な分だけ買うように心がければ、ムダな食品ロスを減らすことができます。買い置きの確認カート

2 食材は最後まで使い切りましょう

 食べ残しなどを減らすために、料理は食べられる量だけつくり、食べ切れずに残ってしまった場合は冷蔵庫に保存し、早めに食べましょう。また、野菜の皮や茎のような部分にも、栄養が多く含まれていることがあります。食材を無駄なく使う調理を心がけ、捨ててしまいがちな部分もしっかりと使い切りましょう。なお、出てしまった生ごみはよく水切りをしましょう。

 <野菜の皮などの調理例>
  • 大根やにんじんの皮などを使ったきんぴら調理ごちそうさま
  • 大根の葉と胡麻のまぜごはん
  • おでんのダシで雑炊またはうどん
  • 固くなったパンを細かく刻みパン粉にする等

3 飲食店で食べるときは

 家庭の料理だけでなく宴会や結婚式、飲食店での食事も食べきりましょう。また、メニューの料理に食べられないものがあったり、食べきれない量だと思ったら注文の際に、あらかじめそれを抜いてもらったり少なめにできるか確認をしてみましょう。注文

 4 「賞味期限」と「消費期限」の違いを正しく理解していますか?

 すべての加工食品には、賞味期限または消費期限のどちらかの期限表示が表示されています(一部の食品を除く)。期限表示は、開封前の期限が表示されていますので、一度開封した食品は、表示されている期限にかかわらず、早めに食べるようにしましょう。このため、開封後の商品の日持ちについては、消費者が自ら判断する必要がありますので注意してください。

 「賞味期限」

  比較的品質が劣化しにくい食品に表示されています。この期限を過ぎても、すぐ食べられないということではありません。

 「消費期限」

  品質の劣化が早い食品に表示されています。期限を過ぎたら食べないようにしてください。

賞味期限と消費期限

 

 

 

 

 

 

出典:農林水産省

【事業者の取り組み】

 ・食品の納品期限の見直し事業者の取り組み

 ・品質保持技術の向上による賞味期限の延長

 ・飲食店で料理の通常量と比較しスモールサイズメニューを設けるなど

 関連リンク

 国や県、NPO法人などでも、食品ロスを減らす活動が行われています。

「フードバンク活動」 

 食品メーカーや卸、小売店で発生する食品ロスには、期限が間近の食品や印刷ミスや包装破損といった規格外品などがあります。最近ではこうした食品をNPO法人などが企業から寄付してもらい、福祉施設などへ無償提供する「フードバンク活動」というボランティアもあります。

「食べもののムダをなくそうプロジェクト」

 消費者庁では、政府が行っている食品ロス削減に関する取り組みや情報などをホームページ上でまとめて紹介しています。

「食べきりSaiTaMa大作戦(埼玉県)」

 埼玉県が行っている食べきりスタイル、食べきりタイム、食べきりメニューの3つの取組で食品ロスを徹底的に減らす作戦です。

「全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会」

 全国で食べきり運動や3Rを推進すると共に、食品ロスを削減することを目的として設立された自治体間のネットワークです。