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春の光景もさまざまありますが、何といっても一番ほほ笑ましいのは、保護者に手を引かれて入学式に臨む新1年生ではないでしょうか。
寄居町には6つの小学校がありますが、令和7年度の各小学校の新1年生の人数は次のとおりです。
寄居小=38人 桜沢小=25人 用土小=14人
折原小=6人 鉢形小=33人 男衾小=57人
合計173人です。50年前の話ですが、私が寄居小学校へ入学した時の同級生は約150人でした。いかに子どもが少なくなったかが分かります。寄居町には行政区が67区ありますので、1区当たりの新1年生の数は平均2~3人となります。近所で子どもを見かけない、子どもの声を聞かないという話を伺いますが、実際の人数を見るとうなずけるものがあります。
少子化の要因は多岐に及びます。経済的な問題や子育て環境の変化等が大きな要因と考えられます。また、そもそも結婚や出産を望まない方もおりますし、望んでもその機会に恵まれない方もいらっしゃいます。しかし、子どもを持つ素晴らしさも数えきれないくらいあります。皆さんはどうお考えになりますか。
ちなみに今年3月に義務教育の課程を修了し、それぞれの道に歩みだした町内3中学校の卒業生は、
寄居中=97人 城南中=42人 男衾中=66人
の合計205人でした。
寄居町で育ったすべての子どもたちの活躍と限りない幸せを願っております。