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町長就任あいさつ

ページID:0027668 更新日:2022年8月28日更新 印刷ページ表示

就任のごあいさつ

峯岸町長写真

よりい新時代へ

 令和4年8月28日をもって寄居町第8代町長に就任いたしました、峯岸克明でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

 平成23年5月に寄居町議会議員に当選以来11年間、議員の立場から町の発展と町民福祉の向上に努めてまいりました。これからは、立場こそ変わりますが「ふるさと寄居町」にかける情熱は変わることはありません。町長として、先人が築かれた素晴らしい蓄積の上に「誇りある美しい町、寄居」を築いてまいります。

 花輪前町長の8年間は、長年の懸案であった寄居駅周辺整備をはじめとする、中心市街地活性化を有言実行のもとに推進するとともに、健康長寿や教育の充実、女性の活躍推進に努められた実り多い8年間でありました。

 また、想定外の出来事であった新型コロナウイルスにもいち早く対応され、ワクチン接種ではその先頭に立たれるなど、町民ファーストに徹した公正無私な姿は、権力におごらない、執行部の長としての真骨頂であったと思います。花輪前町長から学ばせていただいたことを、これからのまちづくりに生かしてまいります。

経済・教育・健康長寿

 私は、町民の皆さんの一番身近な自治体としての町の施策の柱は、経済、教育、健康長寿であると思います。

 (1)まずは経済。寄居町で生計を立てるには、稼げる職場、優良な産業・企業、独立して起業できる環境が不可欠です。埼玉県は「所得の高い県南・所得の低い県北」という構図が固定化しつつあります。町民の皆さんの家計を豊かにしてゆくことは、町政の最大の使命のひとつです。

 (2)二つ目は教育。令和元年に寄居町で生まれた子どもは160人。平成元年の半数、昭和の時代の3分の1となりました。教育の充実は、前述の魅力ある産業の創出と合わせて、若者の転出を減らし、転入を増やすためにも重要です。「子どもの数は寄居町の未来そのもの」。次世代育成は我々の大きな使命であり、教育は最も確実な未来への投資です。

 (3)三点目は健康長寿。「長生きするために生きているわけではない」。「食べたいもの、やりたいことを我慢して長生きしたってつまらない」。確かにそうかもしれません。しかし、いざ大病を患って身体の自由が利かなくなったり、生死を左右するようなことに直面したときも、同じことが言えるでしょうか。「健康=我慢すること」ではありません。親から授かった身体を大切に使うことこそ健康です。一度限りの人生。健康で長生きは、世代を超えた共通の願いであると思います。楽しみながら、健康長寿が図れるよう努めてまいります。

新しい寄居が動き出す

 昭和30年に現在の寄居町が誕生して以来67年。日本の経済成長とともに発展し、人口増とともに住民を増やしてきた我が町も成熟期を迎え、平成の30年間続いた少子化により、社会・産業・地域コミュニティなど、あらゆる分野の担い手不足が顕著になっています。

 これまでのやり方が通用しない時代。しかし、寄居町を寄居町たらしめている産業・文化・伝統・自然を失ってはならないことは言うまでもありません。答えは「時代の変化に適応しつつ、核心を失わないこと」です。大きいもの、強いものが勝ち残るのではなく、変化に適応したものが残るのが自然の摂理。課題を解決し、長所を伸ばしていくことで着実な前進を図ってまいります。

 寄居町の魅力を最大限に引き出すまちづくり。町民の皆さんと共に、新たな時代を拓(ひら)いてまいります。

令和4年8月28日
寄居町長  峯岸 克明


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