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令和3年 新年のあいさつ(議長)

ページID:0025076 更新日:2021年1月1日更新 印刷ページ表示

為せば成る

明けましておめでとうございます。

町民の皆様には、健やかに新年をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。また、日頃より町議会活動に対して温かいご支援、ご協力をいただき厚く御礼申し上げます。

昨年はコロナ禍の一年ではありましたが、寄居町においては寄居桜沢地区(仮称)産業団地の進捗、みなみ寄居駅の開業、寄居駅南口駅前広場の整備着手、雀宮公園を中心とした荒川沿岸の遊歩道の整備など、町の将来の発展につながる環境整備に着実な進展がありました。また、令和2年度中には寄居スマートインターチェンジ上り線の供用開始も見込まれています。

 

日本一の町民と共に3連覇

議会においても、皆様に報告すべき大きな成果があります。寄居町の「議会だより」が町村議会広報全国コンクールにおいて、史上初の3年連続日本一に輝きました。全国926町村の議会だよりの中で、平成29年度から3連覇。これは過去、全国のどの町村も達成していない快挙です。チーム議会として、16名の議員全員が一生懸命取り組んだことはもちろんですが、3連覇の原動力は寄居町民の皆様です。

寄居町の議会だよりが評価された最大のポイントは、議会だよりへの町民登場の数と質です。平成27年より数え始めて延べ600名、必ず顔写真と名前とコメントの3点セットで登場いただいています。毎号平均25名の方々に登場いただく町民参画型の議会だよりは全国でも例がなく、その意識の高さ、地方自治の根幹である議会に対する町民の姿勢が高く評価された結果です。

議会の重要な機能である広報広聴活動は、町民の皆様の協力なくして機能しません。これからも積極的な展開を図ってまいりますので、ご協力をよろしくお願いいたします。

 

コロナ禍での対応力

昨年は新型コロナウイルス感染拡大により、小中学校の臨時休業、1カ月半にわたる緊急事態宣言、人々の移動の自粛に伴う経済の悪化、医療の逼ひ っぱく迫など未曽有の事態に見舞われた一年でした。感染拡大は、大筋で「大人数や長時間におよぶ飲食×マスクなしでの会話×換気の不全」が重なったところで起きています。マスク着用と手洗い、消毒を徹底し3密を避けること。医療の逼迫を起こさないよう油断せずに取り組むことが大切です。特効薬の開発やワクチンの接種にはもう少し時間がかかるようです。その間、町民生活を守っていくためには、正しい知識の下、コロナウイルスを制御していくことが重要です。中止や自粛ばかりでなく、どうしたら安全に再開できるかを考えるべきだと思います。

 

熱く、しなやかに

これからの寄居町の最大の課題は、社会の担い手が大幅かつ急激に減少することです。これまでと変わらぬ取り組みでは町は立ち行かなくなります。前例踏襲ではなく、変化に柔軟に対応するしなやかさが求められます。

ふるさとの可能性を信じて、皆様と共に明るく前向きに。
『情熱がすべての扉を押し開ける』

 

寄居町議会議長 峯岸 克明