【新型コロナ関連】町長からのメッセージ(3月22日掲載)
町長からのメッセージ
埼玉県内では、累積陽性者が3万人を超え、変異株の罹患者の増加、感染患者による病床使用率においても下げ止まりの状況にあります。町内でも陽性者の発表は続いており、特に高齢者以外の陽性者が確認され、埼玉県の報告によると3月21日時点で116例が確認されています。
このような状況のなか、3月21日をもって緊急事態宣言が解除されました。しかし、新規感染者数がリバウンド(再拡大)の兆候を示すなど、まだまだ予断を許さない状況にあります。
今後、ワクチン接種が始まりますが、県内23町村の中で最も早く、4月12日の週に975人分が分配されることから、高齢者施設と90歳以上の高齢者を中心に接種を行います。
このような点から、町民の皆さんに対して、私から引き続き感染対策の徹底を呼び掛ける、防災行政無線による放送を22日午前8時30分に行いました。
埼玉県においては、緊急事態宣言が解除されることを踏まえて、対策本部会議を開催し、解除後の対応について協議されました。その内容としましては、国が定めた基本的方針及び専門家の意見も踏まえ、3月31日までの間、段階的緩和措置を実施するというものであります。
具体的には、不要不急の外出自粛、県境をまたぐ移動の自粛、営業時間短縮を要請している県内の飲食店等の午後9時以降の利用を回避することなどの要請を行っています。
町としましても、県の対応を踏まえ、3密を避け、うがいや手洗い、マスクの着用、不要不急の外出を避けるなどの感染対策を継続して行い、特に、季節柄、歓送迎会や飲食を伴う花見などは控えてくださいますよう、お願いします。
また施設の開館等につきましては、4月以降を目途に、順次適切な対応を取ってまいります。
結びに、町民の皆さん自身やご家族、そして大切な方の健康を守るため、引き続いての感染対策の徹底をお願いします。
寄居町長 花輪 利一郎