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乳がんと自己検診法

ページID:0026222 更新日:2022年4月14日更新 印刷ページ表示

乳がん患者さんの多くは、自己検診法、つまり自分で触って「がん」が見つかっています。偶然見つかる乳がんのしこりの大きさは2cm以上ですが、自己検診法を習慣にすると1cmの大きさにも気付けるようになると言われています。今回は「自己検診法」についてお伝えします。

毎月1回のチェックを習慣に!

チェックするポイント

  1. 乳房の変形や左右差がないか乳がん発生部位
  2. しこりがないか
  3. ひきつれがないか
  4. えくぼのようなへこみがないか
  5. ただれがないか
  6. 出血や異常な分泌物がないか
  • 閉経前の方:乳房がやわらかくなる月経終了後1週間から10日の間に行う
  • 閉経後の方:一定の日にちを決めて行う

方法1  「入浴前」に鏡の前で

  1. 両腕を下げた姿勢で、乳房や乳頭を観察します
  2. 両腕を高く上げた姿勢で、正面・側面・斜めから乳房を観察します
  3. 乳頭を軽くつまみ、血のような分泌物がないか調べます

方法2  「入浴中」にバスルームで

 皮膚の凹凸がよくわかるよう、手に石けんをつけて滑りやすくしておきます。

  1. 腕をあげ、乳房の表面に渦巻きを描くようにして、しこりやこぶなどがないか調べます。
  2. 指先をそろえてわきの下に差し入れ、リンパ節が腫れていないか確認します。

方法3 「おやすみ前」にベッドのうえで

 仰向けに横たわります。(肩の下に薄いクッションなどを敷くと調べやすくなります)乳房を触る女性

  1. 腕を上げて、乳房の内側半分を指の腹で軽く圧迫しながら調べます。
  2. 腕を下げて、乳房の外側半分を指の腹で軽く圧迫しながら調べます。
  3. わきの下に手を入れ、しこりがないか指の腹で調べます。

※乳がんのしこりの発生から1cmまで約5年、発生から2cmになるまでは約8年と言われます。

 

がん検診について

参考